SWELLテーマで個別記事の著者情報を非表示にするやり方とは？

WordPressのSWELLテーマを使用していて、特定の記事だけ著者情報を隠したいと思ったことはありませんか？

この記事では、簡単なCSSコードを使って、SWELLテーマの特定ページで「この記事を書いた人」セクションを非表示にする方法をご紹介します。初めてでも簡単に実践できるカスタマイズ技を学びましょう。

SWELLテーマで著者情報を非表示にする方法：概要と利点

まずは、この記事で学べる内容と、著者情報を非表示にすることのメリットをまとめてみましょう。

SWELLテーマは非常に柔軟性が高く、カスタマイズの幅が広いテーマとして知られています。今回ご紹介する方法を使えば、特定の記事だけ著者情報を非表示にすることができ、記事の見た目や読者の集中力を高めることができます。それでは、具体的な手順を見ていきましょう。

Step 1: CSSのカスタマイズ画面にアクセス

まず、WordPressの管理画面にログインし、「外観」→「カスタマイズ」を選択します。カスタマイザーが開いたら、左側のメニューから「追加CSS」を選択します。ここに、CSSコードを入力することで、カスタマイズが可能です。

もう一つのやり方として、子テーマを使用している場合は、子テーマのCSSファイルに追記する方法もあります。

まず、WordPressの管理画面にログインします。ログイン後、左側のメニューから「外観」を選択し、さらに「テーマエディター」をクリックします。ここで「style.css」を選択することで、SWELLテーマのCSSを直接編集することができます。

Step 2: CSSコードの追加

次に、以下のCSSコードをコピーし、先ほど開いたCSSファイルの最後に貼り付けます。

.postid-76 .l-articleBottom__section.-author {
 display: none;
}

※”.postid-76 .-author”でもOK

このコードの意味を解説しましょう。‘.postid-76’は特定の投稿IDを指定しています。この例では投稿ID 76の記事に対してスタイルを適用します。’.l-articleBottom__section.-author’はSWELLテーマで著者情報を表示しているセクションを指定しています。

‘display: none;’というプロパティは、指定した要素を非表示にするCSSの命令です。つまり、このコードは「投稿ID 76の記事で、著者情報セクションを非表示にする」という意味になります。

複数の記事で著者情報を非表示にしたい場合は、以下のようにコードを追加していきます。

.postid-76 .l-articleBottom__section.-author,
.postid-77 .l-articleBottom__section.-author,
.postid-78 .l-articleBottom__section.-author {
 display: none;
}

このように、カンマで区切って投稿IDを追加することで、複数の記事に同じスタイルを適用できます。

投稿ページの場合は「.postid-」、固定ページの場合は「.page-id-」というプレフィックスを使用します。

Step 3: 変更の保存と確認

CSSコードを追加したら、必ず「更新」または「変更を公開」ボタンをクリックして変更を保存してください。保存後、実際のサイトで該当の記事を開いて、著者情報が非表示になっているか確認します。

もし変更が反映されていない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしたり、シークレットモードで確認したりしてみてください。また、WordPressのキャッシュプラグインを使用している場合は、キャッシュの削除が必要な場合があります。

変更が正しく反映されていることを確認できたら、他の記事では著者情報が表示されたままになっているかも確認しておきましょう。

著者情報を非表示にすることのメリット

著者情報を非表示にすることで、いくつかのメリットが得られます。まず、記事のレイアウトがすっきりとし、読者の注目を本文の内容に集中させることができます。特に、ゲスト投稿や匿名で公開したい記事がある場合に有効です。

また、記事の種類によっては著者情報が不要な場合があります。例えば、ニュース記事や製品紹介ページなど、個人の意見よりも客観的な情報を提供したい場合は、著者情報を非表示にすることで中立性を保つことができます。

さらに、SEOの観点からも、ページの構造をシンプルにすることで、検索エンジンがコンテンツの主題を理解しやすくなる可能性があります。ただし、著者情報が記事の信頼性を高める要素となる場合もあるため、非表示にする判断は慎重に行う必要があります。

SWELLテーマのさらなるカスタマイズ可能性

今回ご紹介した方法は、SWELLテーマのカスタマイズの一例に過ぎません。SWELLテーマは非常に柔軟性が高く、CSSを使用することで様々な要素をカスタマイズすることができます。

例えば、特定のカテゴリーの記事だけデザインを変更したり、モバイル表示時のレイアウトを調整したりすることも可能です。CSSの基本を学ぶことで、自分のサイトを独自のデザインに仕上げることができるでしょう。

また、SWELLテーマには豊富なカスタマイズオプションが用意されています。管理画面の「SWELL設定」から、色やフォント、レイアウトなどを細かく調整することができます。CSSと組み合わせることで、さらに高度なカスタマイズが可能になります。

まとめ：SWELLテーマのカスタマイズで自分だけのサイトを作ろう

SWELLテーマで特定の記事の著者情報を非表示にする方法をご紹介しました。簡単なCSSコードを追加するだけで、記事のレイアウトを柔軟に調整できることがお分かりいただけたと思います。この技術を応用すれば、さらに多くのカスタマイズが可能になります。

WordPressサイトの見た目を自在に操る力は、ウェブデザインスキルの重要な一部です。今回学んだ方法を基礎として、さらにCSSやHTML、PHPなどの知識を深めていけば、より高度なカスタマイズも可能になるでしょう。

自分だけの独自のサイトデザインを目指して、ぜひSWELLテーマのカスタマイズに挑戦してみてくださいね。

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