こんにちは、湯川です。
最近、副業に関する相談をいただく中で、ちょっと気になる傾向が出てきたので、今回はそれについて書きます。
特定の人や案件を名指しで批判したいわけじゃありません。ただ、同じようなパターンの相談が続いているので、ひとつの「傾向」として整理しておこうと思った次第です。
読んでみて「そういえば…」と思い当たることがあれば、一度立ち止まって考えてみてください。
この記事を書くことにした理由
副業を探していると、「〇〇 副業 詐欺」とか「〇〇 稼げない」みたいなキーワードで検索することってありますよね。
僕のところに相談に来る方の多くも、そうやって情報を集めているうちに、いろんなサイトを見て回ることになる。
で、その中に、ちょっと独特な構造を持ったサイトがあるんです。
- 記事を読んでも、結局どの副業がいいのか書いてない。
- 「詳しくはLINEで」とだけ案内される。
- LINEを登録すると、さらに別のチャットアプリに誘導される。
- そこで「私はこれで稼いでいます」という話から、別の案件を紹介される。
こういう流れ、経験した方もいるんじゃないでしょうか。
もちろん、LINEで情報を発信すること自体は珍しくありません。僕もやってます。
ただ、最近相談を受けている中で、「その先」の展開にちょっと引っかかるものが増えてきたので、今回まとめることにしました。
共通して見られる流れ
僕のところに届く相談を整理すると、だいたいこんな流れが多いです。
ステップ1:副業検証系の記事にたどり着く
検索で「〇〇 副業 詐欺」「〇〇 稼げる?」などと調べると、いくつかのサイトが上位に出てくる。
記事には、特定の案件に対する批判や注意喚起っぽいことが書いてある。
けど、じゃあ結局どうすればいいのかは書いてない。
「おすすめの副業が知りたい方はLINEへ」「詳細はこちらのLINEで」という誘導で終わる。
ステップ2:LINEから別のアプリに移動させられる
LINE登録後、すぐに別のチャットアプリやメッセージツールへの移動を案内されることがある。
理由としてよく言われるのは、「こっちの方がサポートしやすい」「セキュリティの関係で」といった説明。
ただ、本音としては、LINE側の規約やアカウント停止リスクを避ける目的もあるんじゃないかと思います。
これ自体が悪いとは言い切れないけど、「なぜわざわざ別のアプリに移動させるのか」は、一度考えてみる価値があります。
ステップ3:案件の紹介が始まる
移動先のアプリで、こんな流れになることが多いようです。
- 管理人本人が「私はこれで稼いでいます」という話をしてくる
- または「詳しい人を紹介します」と言って、別の人物に引き継がれる
- そこから、具体的な案件の案内が始まる
最初に案内される案件は、だいたい3,000円とか5,000円くらいの比較的安い価格帯。
で、その後に電話での説明があり、10万~50万円くらいの「本番用ツール」や「上位プラン」を勧められる。
最初の案件はそこまで悪質じゃないことも
一応フォローしておくと、最初に紹介される安価な案件って、内容自体はそこまでひどくないケースもあります。
例えば自動売買系のツールだったりして、ツールは実在しており、金額も10~50万程度に収まっている。
ただし、電話営業の段階では、デメリットやリスクの説明はほとんどされないことが多いようです。
相談者から聞く限りだと、「複利で運用すれば〇年後には●万円になります」といったメリットの部分だけを強調してくる傾向がある。
投資系のツールである以上、当然リスクはあるわけですが、そこを丁寧に説明してくれるかどうかは、相手次第というのが現実です。
クーリングオフが効く場合もあるし、「やっぱりやめます」と言えば返金されることもある。
問題は、その後です。
最初の案件を入り口にして、段階的に別の案件を紹介されることがあるんですが、後になればなるほど、話が変わってきます。
相談を受けている中には、消費者庁が注意喚起しているような副業詐欺まがいの手口と類似したケースも出てきています。
最初の案件で「この人たちは大丈夫そうだ」と思ってしまうと、後から紹介されるものに対しても警戒心が下がってしまう。
この流れが一番危ないと、僕は思っています。
「内緒にしたい」「飽和する」という説明について
LINE誘導型のサイトでよく見かける説明があります。
- 「この副業はあまりにも稼げるので、ブログには書けないんです」
- 「みんながやると飽和してしまうので、人数を限定しています」
- 「サポートに限界があるので、一部の方にだけお伝えしています」
こういう話を聞くと、「なるほど、特別な情報なのかも」と思いたくなる気持ちは分かります。
ただ、ちょっと冷静に考えてみてほしいんです。
今のビジネス環境って、どの分野でも需要はかなり大きいんですよね。数十人とか数百人が参入したくらいで飽和するような市場って、実際にはほとんどありません。
それに、もっと根本的な話をすると、副業を始めても3ヶ月続く人って、実はかなり少ないんです。だから「人数制限」なんてしなくても、自然と脱落していく。
「飽和するから内緒」という説明は、論理的に考えると、あまり説得力がない。
じゃあなぜその説明をするのかというと、「特別感」を演出するためじゃないかなと、僕は思っています。
検索上位に出てくる理由
ここはちょっと踏み込んだ話になりますが、書いておきます。
「〇〇 副業 詐欺」みたいなキーワードで検索上位に出てくるサイトって、偶然そこにいるわけじゃありません。
検索上位を取るには、相応のコストがかかります。
- 大量の記事を作る
- 広告を打つ
- SEO対策にお金をかける
つまり、上位表示されているサイト=信頼できるサイト、とは限らないんですよね。
検索順位は「信頼性」ではなく「対策にかけたリソース」の結果でもある。この点は、頭の片隅に置いておいてください。
他の副業を批判してLINEに誘導するパターン
もうひとつ、最近よく見かけるパターンがあります。
悪質な副業・投資だけではなく、特定のまともなツールやASPの案件(アドモール含む)を取り上げて、「稼げる根拠がない」「ステマだ」と批判する記事。
で、記事の最後に「本当に稼げる副業を知りたい方はLINEへ」と誘導される。
こういう記事、内容を読んでみると、批判の根拠がふわっとしていることが多いんですよね。
「具体的に何がダメなのか」が書いてない。
「他の副業と比べてどこが劣っているのか」も書いてない。
なんとなく否定的なことを並べて、「だからこっちに来てください」という流れ。
中には、記事の文体や構成がかなり似通っているサイトもあって、おそらく同じテンプレートで量産されているんじゃないかと思うこともあります。
じゃあ何を基準に判断すればいいのか
ここまで読んで、「結局どうすればいいの?」と思った方もいると思います。
僕から言えることはシンプルです。
情報の「出し方」を見てください。
たとえば、
- 公式ページで価格が公開されているか
- 何をするのか、大枠でも説明があるか
- どんな人に向いていて、どんな人に向いていないか書いてあるか
こういう情報が、登録前に確認できるかどうか。
逆に、
- LINEに登録しないと何も分からない
- 最初は安い金額で、後から電話で高額プランを案内される
- 「今だけ」「人数限定」で判断を急かされる
こういう構造になっているものは、一度立ち止まったほうがいい。
どちらが正しいかを断定するつもりはありません。
ただ、「情報がどこまで開示されているか」という視点は、判断材料として使えると思います。
ちなみに、世の中の副業すべてがLINEに登録しないと内容が分からないわけではありません。価格や内容が公式ページで公開されていて、事前に判断できる形の副業も存在します。
副業を選ぶときの考え方や向き不向きについては、こちらで整理しています。

この記事で伝えたかったこと
改めて整理します。
この記事は、特定の人物やサービスを攻撃するために書いたものじゃありません。
最近、似たようなパターンの相談が増えてきたので、「こういう構造がある」ということを、ひとつの傾向として共有したかった。
副業を探している人って、どうしても焦りがちなんですよね。
「早く稼ぎたい」「今の状況を変えたい」という気持ちが強いから、判断が甘くなることもある。
僕自身も、過去に焦って失敗したことがあります。だからこそ、同じような経験をする人が少しでも減ればいいなと思っています。
- 情報の出し方。
- 誘導の仕方。
- 判断を急かされていないか。
このあたりを意識するだけで、避けられるトラブルはけっこうあります。
最後に
副業選びで迷っている方へ。
焦らなくて大丈夫です。
今日決めなくても、明日また考えればいい。
「判断できる状態」を作ってから動いても、遅くはありません。
この記事が、あなたの「一度立ち止まる」きっかけになれば嬉しいです。
何か気になることがあれば、いつでも相談してくださいね。




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