こんにちは、湯川です。
「ラオスの不動産投資で年利30%」「元本保証で安心」といった甘い言葉に誘われそうになっていませんか?
今回は、「ラオランド(LaoLand)」という投資案件について、詐欺ではないかどうか、怪しいものではないかどうか、本当に年利30%が得られるのかどうか、内容を検証してみました。
結論から申し上げると、この案件は最終的には破綻する可能性が高いマルチ商法です。絶対におすすめできません。
「年利30%」「元本保証」という話は非現実的で、いわゆるポンジスキームの可能性が極めて高く、最終的には運営者が資金を持ち逃げして多くの被害者を出す恐れがあります。
- ラオランドがマルチ商法であり破綻する可能性が高い理由を知りたい方
- 「年利30%」「元本保証」という甘い言葉に惹かれている方
- 悪質な投資案件の特徴を学んで自分の身を守りたい方
は、ぜひ引き続きお読みください。
ラオランド(LaoLand)の年利30%の内容とは?
ラオランド(LaoLand)とは、ラオスの不動産投資を謳った投資案件です。セミナーやMLM(マルチレベルマーケティング)の手法を通じて参加者を募っています。
具体的な内容を見ていきましょう。
ラオスの不動産投資というコンセプト
ラオランドでは、ラオスにある不動産への投資を通じて高い利回りが得られると謳っています。投資者は東南アジアの金融機関に口座を開設し、そこを通じて資金を運用するという手順が説明されています。
しかし、すでに気になる点があります。海外の銀行口座開設の代行は、本来金融庁に登録している業者しか行えないはずです。にもかかわらず、ラオランドの運営側が口座開設を代行しているようです。これは法律違反の可能性があります。
さらに、参加者にはラオスの銀行口座の通帳が送られてくるものの、その発送元は日本国内のビルからとなっており、ラオスの銀行から直接送られてくるわけではないようです。
これらの点から、本当にラオスの銀行や不動産が関わっているのか疑問が生じます。

年利30%という非現実的な数字
ラオランドの最大の売りは「年利15%~30%の利回り」です。投資額に応じて、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナといったランクが設定されており、ランクが上がるほど高い年利が約束されるようです。
しかし、一般的な不動産投資における収益率としては、国内外問わず平均して3%から7%程度といわれています。たとえ海外の新興国であっても、年利30%という数字は明らかに非現実的です。
このような高すぎる利回りを謳う投資案件は、一般的に詐欺や破綻する可能性が高いとされています。なぜなら、持続可能な形で30%もの利回りを出し続けることは、ほぼ不可能だからです。

マルチレベルマーケティング(MLM)の仕組み
ラオランドはMLM(マルチレベルマーケティング、いわゆるマルチ商法)の手法を用いて参加者を募っています。参加者は自分の下に新たな参加者を勧誘することで報酬を得られる仕組みになっています。
MLM自体は必ずしも違法ではありませんが、投資とMLMが組み合わさったケースでは、過去に数多くの詐欺事件が発生しています。特に金融庁に登録していない業者による投資勧誘は、ほぼ間違いなく危険と考えるべきでしょう。
MLMの仕組みを使うことで、運営側は広告費をかけずに口コミで参加者を増やすことができます。また、参加者自身が熱心に勧誘活動を行うため、詐欺の拡散速度が速いという特徴があります。
ラオランド(LaoLand)の運営者について
ラオランドの運営者に関する情報を調査してみました。運営者の背景を知ることは、その投資案件の信頼性を判断する上で非常に重要です。
過去の怪しい投資案件との関連性
ラオランドの運営には、過去に複数の怪しい投資案件に関わっていた人物が関与しているという情報があります。特に注目すべきは、過去にポンジスキーム型の詐欺案件を手がけてきた運営者との関連性です。
運営に関わっているとされる人物の過去の案件には以下のようなものがあります:
- アルケミスト
- レブキャピタルファンド
- D9クラブ
- ジュビリーエース
これらの案件はいずれもポンジスキームの詐欺として指摘されており、最初に挙げた案件だけでも報告されている被害総額は数百億円規模に達するとされています。このような前歴を持つ人物が関わっている時点で、ラオランドの信頼性は極めて低いと言わざるを得ません。
CDP(クリプトディフュージョンプロジェクト)との繋がり
ラオランドの運営は、CDP(クリプトディフュージョンプロジェクト)という仮想通貨投資のMLMとも関連があるとされています。CDPは2024年10月頃に登場した比較的新しい案件ですが、こちらも詐欺の可能性が指摘されています。
CDPの特徴として以下のような点が挙げられます。
- 運営会社や所在地などの基本情報が全く公開されていない
- 公式サイトの信頼性が極めて低い
- 高額なFX仮想通貨投資を装っている
- 正規のライセンスを保持していない
- ネット上でフィッシング詐欺などの被害報告がある
同じ運営者が手掛ける別の投資案件も怪しいという事実は、ラオランドの信頼性をさらに低下させる要因となります。
湯田陽太氏の関与の噂
ラオランドの運営には湯田陽太氏という人物が関わっているという噂があります。この人物は過去にいくつかのMLM型投資案件に関与し、アルケミストを運営していた際には特商法違反で逮捕されたとの情報もあります。
逮捕の理由とされているのは「確実に利益が得られるなど事実と異なる説明で投資を勧誘した」という点でしたが、これはラオランドの勧誘と極めて類似しています。
このような前歴を持つ人物が関与している可能性があることも、ラオランドが危険な投資案件である可能性を高める要因の一つです。

ラオランド(LaoLand)がポンジスキームである可能性
検証の結果、様々な観点からこの事業モデルを分析すると、このプロジェクトは持続不可能な仕組みに基づいており、既存参加者への配当が新規参加者の資金に依存する構造であることが強く疑われます。ポンジスキームとはどのようなものか、また、なぜラオランドがそれに該当する可能性が高いのかを見ていきましょう。
ポンジスキームの基本的な仕組み
ポンジスキームとは、新しい出資者からの資金を既存の出資者への配当金として支払う詐欺手法です。実際には投資運用は行われておらず、または極めて小規模な運用しか行われていません。
ポンジスキームの典型的な特徴は以下の通りです:
- 異常に高い利回りを約束する
- 元本保証を謳う
- 投資の具体的な仕組みが不明確
- 新規参加者を増やすことに熱心
- 最終的には運営者が資金を持ち逃げする
ラオランドは、年利30%という異常に高い利回りを約束し、元本は絶対に割れないと謳っています。また、投資の具体的な仕組みも不明確で、MLMの手法で新規参加者を増やすことに熱心です。これらの特徴は、ポンジスキームの典型的なパターンと完全に一致しています。
過去の類似投資詐欺事例
過去には、ラオランドと似た手口の投資詐欺事例がいくつも発生しています。例えば、前述のD9クラブでは、高利回りを謳う仮想通貨投資でMLMの手法を用いて参加者を集め、最終的には運営者が資金を持ち逃げして700億円もの被害が発生しました。
また、ジュビリーエースやレブキャピタルファンドなども同様の手法で多くの人から資金を集め、最終的には破綻しています。
これらの事例から学べることは、「簡単に高い利回りが得られる」という話には必ず裏があるということです。投資には必ずリスクが伴い、高い利回りを得るためには相応のリスクを取る必要があります。それにも関わらず、「リスクなしで高利回り」を謳う投資案件は、ほぼ間違いなく詐欺と考えるべきでしょう。
公式サイト閉鎖の意味するもの
最も気になる点は、最も懸念される情報として、このプロジェクトのウェブサイトが現在アクセス不能となっており、ドメイン自体が譲渡対象になっているという点が挙げられます。
正規の投資案件であれば、公式サイトを突然閉鎖することはありません。サイトの閉鎖は、以下のような可能性を示唆しています。
- すでに十分な資金を集めたため、運営を停止した
- 詐欺が発覚しつつあるため、証拠隠滅を図っている
- 既に資金を持ち逃げして運営が放棄されている
いずれの可能性も、参加者にとっては最悪の事態です。特に既に資金を投じてしまった方は、その回収が極めて困難になる可能性があります。
また、ラオランドの閉鎖と同時に、運営者が別の名前で同様のポンジスキームを展開しているという情報もあります。このような「名前を変えての再出発」も、詐欺師がよく使う手法の一つです。

実はこの記事を執筆している僕自身も、詐欺まがいの副業案件に騙されて失敗したことがあります。
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ラオランド(LaoLand)の口コミと評判
ラオランドに関する口コミや評判を調査してみました。実際にこの案件に参加した人や、この案件について知っている人からの声を集めることで、その実態がより明確になります。
知恵袋やSNSでの評判
Yahoo!知恵袋やX(旧Twitter)などのSNSでラオランドに関する情報を探したところ、以下のような投稿が見つかりました。
【質問】
laolandと言う投資があるのですが、
年利30%です。
600万円投資しましたが、怪しくないですか?【回答1】
詐欺にひっかかってあげるドブ金遊び見てて面白いですよね。
【回答2】
30%保証なら詐欺ですね。
続いて、Xを確認したところ、以下のような懐疑的もしくは注意喚起のポストが見られました。
これらの口コミを総合すると、ラオランドに対する評判は極めて悪く、詐欺を疑う声が圧倒的多数を占めています。一方で、利益が出ているなどといった肯定的な意見は見つかりませんでした。
在ラオス日本大使館の警告
ラオスに関連する投資案件の注意喚起については、在ラオス日本国大使館も行っています。
詐欺的な投資勧誘等にご注意ください!(ラオスに関連した投資勧誘)
令和6年8月30日
1 ラオスなど発展途上国における経済成長への期待とともに海外の不動産投資等が注目されていますが、「必ず儲かる」、「元本保証だから損しない」、「高い配当が得られる」などとオイシイ投資話を持ちかけられ、投資した後に詐欺と分かり多額の資産を損失してしまう被害が後を絶ちません。2 日本の金融庁などではこうした詐欺的な投資勧誘等に対して注意を呼びかけていますので、海外不動産投資等、投資をご検討されている方は詐欺被害に遭わないよう十分ご注意ください。
金融庁HP
https://www.la.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01057.html
https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/attention.html
このような警告が出ているということは、それだけ多くの被害者が出ている、または出る可能性があることを示しています。このような公的機関からの警告があること自体、ラオランドのような案件の危険性を示す重要な指標と言えるでしょう。
また、同様に、金融庁からも確実な利益を保証する類の投資勧誘に対する警戒を呼びかける注意喚起が発信されています。特に無登録業者による投資勧誘は危険として警告しています。
金融庁のウェブサイトでは、登録業者や警告を受けた業者の一覧が公開されているので、投資の勧誘を受けた際にはまずこの一覧を確認することをお勧めします。

ラオランド(LaoLand)についての当サイトの結論
ラオランドについて様々な角度から検証してきた結果、この案件は最終的には破綻する可能性が高いマルチ商法であると当サイトでは結論づけます。

以下の理由から、絶対に関わらないことをおすすめします。
- 年利30%という非現実的な高利回りを謳っている
- マルチ商法の手法で参加者を集めている
- 運営者に過去の詐欺案件との関連がある
- 公式サイトが閉鎖されているなど、運営の不透明さがある
- 知恵袋やSNSでの評判が極めて悪い
- 在ラオス日本大使館が警告を発している
こうした特徴は、典型的なポンジスキーム詐欺の手口と一致しています。ポンジスキームでは、最初のうちは約束通りの利益が出るように見せかけることもありますが、最終的には必ず破綻し、多くの参加者が損失を被ることになります。
新興国の名前を使った投資詐欺は後を絶たず、今後も新たな名前や形態で登場する可能性があります。しかし、その本質は同じです。「簡単に高い利回りが得られる」という甘い言葉には必ず裏があると考え、そうした勧誘には応じないようにしましょう。
マルチ商法や投資詐欺から身を守るための対策
最後に、ラオランドのようなマルチ商法や投資詐欺から身を守るための対策についてお伝えします。
怪しい投資案件の見分け方
投資詐欺や怪しい案件には、以下のような共通の特徴があります。
- 異常に高い利回りを約束する:一般的な投資の利回りを大幅に上回る数字(例:年利15%以上)は疑うべきです。
- 元本保証を謳う:「絶対に損をしない」「元本保証」といった言葉は要注意です。
- 投資の仕組みが不明確:どのようにして利益を生み出すのか、具体的な説明がない案件は危険です。
- MLM(マルチ商法)の要素がある:特に投資案件でMLMの手法を使っている場合は警戒すべきです。
- 金融庁に登録されていない:投資の勧誘を行う業者は、原則として金融庁への登録が必要です。
これらの特徴が見られる案件には、絶対に手を出さないようにしましょう。
もし既に参加してしまった場合の対処法
既にラオランドなどの怪しい投資案件に参加してしまった場合、以下の対応を検討してください。
- すぐに追加の投資を止める:「もう少し投資すれば高いランクになれる」などの言葉に惑わされず、これ以上の損失を避けましょう。
- 証拠を集める:契約書、振込記録、会話の記録など、後の法的手続きに役立つ証拠を集めておきましょう。
- 消費生活センターに相談する:専門家のアドバイスを受けることができます。
- 警察に被害届を出す:明らかな詐欺の場合は、警察に被害届を出すことも検討してください。
- 弁護士に相談する:法的手段で資金を回収できる可能性があります。
ただし、ポンジスキームのような詐欺案件の場合、資金の回収は非常に困難なことが多いです。だからこそ、事前に怪しい案件を見分けることが重要です。
安全な資産形成の方法
最後に、安全に資産を形成するための方法をいくつか紹介します:
- 分散投資:一つの商品やサービスに集中投資せず、リスクを分散させましょう。
- 長期投資:短期間での大きな利益を狙うのではなく、長期的な視点で資産形成を考えましょう。
- 信頼できる金融機関を利用する:金融庁に登録された正規の金融機関のみを利用しましょう。
- 投資の基礎知識を学ぶ:投資についての基本的な知識を身につけることで、詐欺に騙されにくくなります。
- 無理のない範囲で投資する:生活に支障をきたすような金額の投資は避けましょう。
投資には必ずリスクが伴います。「簡単に大金が手に入る」という甘い言葉に惑わされず、地道に知識を身につけながら、自分に合った資産形成の方法を見つけていくことが大切です。
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